2008年 03月 07日
思い出も 地ならしをして 明日を待つ
穏田神社の隣に、神社の境内の何倍も広い原っぱがあった。原っぱは子供が駆け回れるけど、ここに入れるのはネコだけだ。小さな階段だけが残る更地。何があったんだろ? 大きな会社か、大小の家の塊か、年季の入った集合住宅か、バブルの後遺症か、何も覚えていない。町は僕らが憶えきれないほど、何度も何度も顔を変え、郷愁や感傷を蹴散らしていく。思い出は人間の特権かな、ネコくん?
# by go-go-shiosenbe | 2008-03-07 22:23 | 拠ん所なく歩く日々